hu-rin9045’s blog

心霊体験、日々のだらだら日記

心霊体験について思うこと

はじめまして風鈴です。

今日から、ちょいちょい日々思うこと、体験した事を書こうと思います。

子供の頃から、いわゆる『心霊体験』はしてきた方だと思いますが、今だからそう言えるって感じです。

わたしは、幼少期、かなりのおとなしい子で、自分から発言するという事をしない子でした。

まぁ、育った家庭環境もあるし、ド田舎なので遊ぶ友達もいませんでしたし。

4歳くらいに、両親がいわゆる実家に戻ってきたんですが(父親が長男だったので)、その頃から体験し始めました。

思うに、この世とあの世って、実はそう遠くはない気がします。

ある意味、重なり合っている場所も存在しているとも感じてます。

よく、人にはオーラがあると聞きますが、私も、人は薄いベールが何層にも重なっていると思います。

このベールの層が厚い人は、心霊体験をせず、薄い人程体験をしてしまうと勝手に解釈してみます。

このベールは、生まれた時は薄く、成長すると共に層を厚くしていきます。

赤ちゃんが、誰もいない壁に向かってよく笑うとか、ある部屋に行くと突然泣き出すとか、そんな話を聞いたことはありませんか?

それは、そのベールがまだ薄く、霊界とのコンタクトが取りやすいからだと思うのです。

私は、霊能力者でもないし、心霊体験を研究もしていないし、あくまでも私の勝手な解釈です。

人は魂を持ち、それを身体(肉体)が包み込み、その上に何層にもベールが重なって、魂を守っている、とします。

生まれた時は薄いベールも、成長すると共に層を厚くしていきます。そして、霊界とのコンタクトが取れなくなる。

心霊体験をしてしまう人は、なんらかの形でそのベールが形成されなかったのではないかと。

きちんとベールをまとった人でも、たまに体験してしまう時があります。

それは、精神的に弱っている時や、体調を崩してしまった時など、守るべきベールが薄くなった時だと思うのです。

私の場合は、生まれた時から、キチンとベールが形成されなかったタイプだと思ってます。

最初に、話しましたが、私はかなりの消極的な性格で、近所に友達も居ないド田舎で育ちました。

本家に祖父と祖母が住んでいて、私達家族は敷地内の離れに住んでいました。

下には年の近い年子の兄妹がいて、私はどちらかというと、親にはあまりかまってもらえませんでした。

なので、遊びといえばひとり遊びです。何故か離れが苦手で、外に出てはひとりで過ごす、といった生活を送っていました。

でも、いつも誰かと遊べるのです。
かなりの田舎ですので、土地は広く所有している方でしたし、小さい子供にとっては、毎日が探検でした。

たいてい同じ年ぐらいの男の子と遊んでいました。
会話はありません。わたしも無口な方でしたし、その子も話しません。

遊ぶというよりは、その子について歩いていたという感じです。

その子は大抵本家の方にいたので、自然と本家の庭で遊んでいました。基本的にはかくれんぼですね。

たまに木の上に登っていたので、真似して登ろうとして、祖父に止められたのを覚えてます。

その頃から、祖父が私を構うようになりました。
祖父は寡黙であまり喋らない人でしたが、色々と昔の知恵を教えてくれました。

そして、その男の子は現れなくなりました。

寂しい気持ちもありましたが、『人と離すこと』の楽しさを知ったので、祖父と居るのが当たり前になりました。

両親は結婚を反対されて駆け落ちし、弟が生まれたことをきっかけに、実家に戻ってきました。

いわゆる、跡継ぎを連れてきたので、仕方なく祖父母も許した形だったと思います。

当初離れには台所もお風呂もなく、ただ寝るだけの家でしたので、食事やお風呂は本家に行っていました。

4歳の私でも、祖父母が母を嫌っている事は感じていました。

ですが、祖父は何故か私をかまい、いつもそばにいる様になったのです。

一番風呂は、いつも祖父でした。
本家でも苦手な部屋があり、私は本能的に避けていました。
いつものように居間にいると、祖父がお風呂から出てきて、隣の仏壇の部屋で涼んでいました。

すると、風呂場の方からゾロゾロと、奇妙な体をした人とはかなりかけ離れたモノたちが歩いてきました。

そのモノたちは、仏間にいる祖父の周りを囲んで、止まりました。

まだ、幼い私には『爺ちゃんのお友達かな』ぐらいにしか感じず、無口もたたって、ただ見ていました。

そんな毎日が続いて、そのモノたちが現れるのも当たり前だと思い始めた頃、いつものように涼んでいた祖父が、おもむろにお経を流したんです。

すると、その周りを囲んでいたモノたちが、明らかに喜んで踊りだし、祖父の周りをぐるぐると回り出しました。

さすがに驚いて、仏間にいる祖父に近付くと、祖父が私をあぐらをかいた膝に乗せ、『しーっ』と人差し指で内緒の合図をしました。

しばらく踊り続けたモノたちは、満足したのか、すうっと消えていきました。

そんな日が何日か続いても、素直で無口な私は(笑)、家族の誰にも言わずに過ごしていました。

というか、それが当たり前の事だと思っていたんですよね。祖父とも内緒の約束してましたし。

今思うと、あれはお盆月でした。